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今週の売買方針7/24~7/28

今週はFOMC、米GDP、ECB政策金利発表、日銀政策決定会合、米PCEデフレーターと重要な経済指標が続く週となります。

その他にも動く経済指標もあるので十分注意する必要があります。

FOMCとECB政策金利発表は予想通り利上げをしたとしてもその後の定例記者会見でハト派発言が出た場合はFOMCではドル売りにECBではユーロが売られてドルが買われる動きになると思うので出来ればノーポジがいいと思います。

それが出来そうにない場合はトレール注文か建値もしくは建値より少し利が出る所にストップを置いたりして大きい損失が出ないようにする必要があります。

日銀政策決定会合は10年債のバンド幅を広げたり、5年債の操作などせずに現状維持になると予想しています。

CPIが2%超えているからYCCを変更するとか日本のCPIが米CPIを超えているからYCCを変更するとか言ってる人を見かけますが、ツイッターでも書きましたがCPIだけで物価判断をしているのはトレーダーやマスコミだけだと思います。

CPIは速報性がありますが外的要因や季節要因に影響されやすかったり、ブレ幅が大きいので正確な物価判断をするには不向きです。

なので中央銀行は他の経済指標も含めて幅広くデータを見て判断したり、CPI以外の他のデータを重視して物価判断をしたりしています。

FRBが物価判断で重視しているのがPCEデフレーターなのでこの経済指標は政策金利を予想するのに重要になってきます。

日銀はGDPデフレーターを重視しているので日本のGDPの発表と同時にGDPデフレーターも発表されるのでその時に見ておいた方がいいです。

最新の日本のGDPデフレーターはやっと2%になったレベルです。

GDPデフレーターが2%になったからといって即政策変更とはならず、この2%が継続して続く事が重要なので現状維持と予想しています。

しかし、YCCの変更の可能性が全く無いわけではありません。

岸田政権がYCC変更を強く要望すればYCC変更をするかもしれません。

岸田は経済音痴だし、森元総理から「政治家としてのセンスが無い」と言われるぐらいの人なので財務省や金融機関からYCC変更して欲しいと要望があれば株価下落や経済の失速などの影響も考えずにその通りに日銀に要請する可能性はあると思います。

幸い今の岸田政権の支持率は下降傾向にあるので下手に金融政策に口を出して経済に悪影響を与えて更に支持率を下げる事は自民党自体がさせないと思うのでYCC変更の可能性が全く無いわけではないが可能性は低いと考えています。

これでYCC変更をしたら本物のバカですw

とにかくYCC変更の可能性は低いが全く無いわけでは無いので注意が必要です。

 

ドルインデックスは多くの人が100.4809付近の抵抗線で反落してドル売りになると考えていたのを裏切って突破していきました。

今週はこのままドル買いが続くのかこの抵抗線の突破がダマシで反落するのかを注意深く見ていく必要があると思っています。

 

ドル円はフィボナッチの61.8%近くの142円手前まで来たので売られましたが再度142円近くまで来ています。

普通は142円の手前は絶好の戻り売りポイントなのですが、金曜の動きを見ていると売っても売ってもジリジリ上がって行くような動きだったのでショートポジションが溜まりつつあるかもしれません。

月曜も142円手前で張り付くような動きでジリジリ上がって行くようであればショートポジションが更に溜まって142円を突破する可能性が出て来るので安易な売りは避けてローソク足の動きをよく見て短い時間足で下値を切り上げて行くようだったらロングの人は利食いするかそのままホールド、高値を切り下げて行くようだったらショートといった感じにした方が良さそうです。

今週はチャート分析無視した動きになる重要な経済指標が続くのでポジション管理はいつもより気を付けた方がいいと思います。

 

ポンド円は買い目線で見ています。

月曜から買いに行っても遅くないと思いますが、現状ポンドドルの動きは微妙でドル円に引っ張られて動きそうなのでドル円が142円手前から反落してきた場合は一旦買いはストップになると思います。

ドル円に釣られて落ちてきたら179.4円ぐらいで買ってみるのもいいと思いますが、重要な経済指標が続くのであまり長くポジションを持つのはリスクになると思うので早めの利食いを迫られてあまり利が期待できないかもしれません。

とにかく今週は重要な経済指標以外にも動きが出る経済指標も続くのでポジションを持つときはポジション管理はしっかりしておかないといけません。